ジブリ「千と千尋の神隠し」で有名な「金具屋」さん。他にも「このはな綺譚」という漫画(アニメ？)でも登場しているそうですが、歴史の塊のようなお宿です。
１部屋１部屋が各家のように個性があり、廊下を歩いているダケでも楽しくなってしまいます。是非、夕方にある館内ツアーに参加されることをお勧めします。
泊まったお部屋「高千穂」はゆったりとした凝った造りの和室。玄関から直ぐの次の間は四畳半。本間は８畳。続く縁側も四畳半の畳に囲炉裏が置かれ、とにかく広い。築年数を考えると仕方がないが、トイレ扉の建付けはイマイチ。廊下を歩く音なども聞こえるので神経質な方には向かないかもしれないが…。
８種の温泉(内５つは貸切、１つは露天、２つは男女入替制)は泉質が複数。洗い場が狭いのが難点…シャワーはあるがお湯と水の蛇口が別々で、シャワーを止めるには蛇口を閉じるしかない。ちょっと面倒だが仕方がないと割り切る！更に渋温泉には地元の方と宿泊客しか入れない９つのお風呂。お湯は殆どが熱めですが、是非堪能して頂きたい。
夕食、朝食は最上階の指定有形文化財の130畳の大広間。食事に夢中になってしまいそうだが、是非大広間も堪能して欲しい。そんな中で頂いた上州牛鍋は格別に美味しかった。ただ、個人的にはもう少しお酒の種類が欲しいと思いました。本当に個人的にですが、地酒「縁ぎ」の純米吟醸は口に合わなかった…。
それでも、宿はやっぱり最高。それは建築物だけでなく、従業員も料理もお風呂も…。とてもいい思い出になりました。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂4
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2023年06月