50代男です。
「美味しいものが食べたい」という、80歳近い母親と一泊させていただきました。最初は土肥市街で1泊1人25,000円の宿を予約してましたが小洒落た創作和食など多分、見た目だけで旨くなく興味がないので、他を探していたらここを見つけました。クチコミ評判がいいけど、「民宿」なので母親連れということもあり期待はずれだったらという不安がありました。が、大正解でした。
建物は内外観とも綺麗、畳もまだ香りが残り、縁も新しい。

期待の食事はお部屋食。量の多さにビックリ。刺身は4人前ですと言ってもいいくらい。勿体ないけど残してしまいました。プリプリの伊勢海老造りに舌鼓。カサゴの天ぷらはカリカリで美味しく、目玉と背骨の一部を残してほとんど頭から各ヒレまでバリバリと食べてしまいました。そして何と言っても圧巻は特大の金目の煮付け。（当然二人で一匹です。）写真上のカサゴやビヤグラスと比べてください。カサゴが小魚に見える？

数年前に天城の民宿で別料金3,000円以上で金目の煮付をオーダしたことを考えると採算合ってるんですか？とつぶやく。。。
撮った写真を見直すと、他にサザエ・カニ・小ナベもありました。
さらに、白いゴハンはお櫃に3人前以上。

食事のあとの温泉も新築のように清潔。普通、温泉だと洗い場の鏡に水滴成分の白い凝固があるのにそれが皆無でカランもピカピカ。

朝起きて障子を開けると窓の向こうに大海原が！・・・はありませんでしたが、逆に、目覚めて朝食前の沢田公園散策（歩いて3分）で眼前に拡がる海を満喫できました。

チェックアウト後の帰路で宿の前を通った時、助手席の母親が
「民宿でなく、旅館でも通るがね・・・」とつぶやきました。
私も、ここを選んだのをあえて誇ることなく、そっと頷きました。
（長文、読んでいただきありがとう）

評価

• 総合5
• サービス4
• 立地4
• 部屋5
• 設備・アメニティ4
• 風呂4
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2012年12月