2007年5月の連休中に利用しました。新潟県村上市からの東北一周の道程でした。深浦からは温泉のついたホテル、旅館、ペンションなどがあり、選択肢もあるわけで、総合評価は金額相応と判断しました。ここ深浦の千畳敷は飽きない風景で何度も訪れています。宿泊前提ですと、時間を気にせず夕日が沈むのを楽しむことが出来ます。以前、車中泊を考えたことがありますが、ちょっと怖いです。部屋については、大人2人で十分な広さがありますし、私は見ないですが、テレビもあります。部屋の掃除もきちんとされていて、布団等も清潔です。トイレは、小便器、大便器ともスリッパの数の倍の4つずつほどあります。使用中かどうかはわかりますし、引き戸を開けたときに、内側に白いカーテンが小便器の目隠しになっています。風呂は、大人1人が入れるものと、3人ほどが同時に入れるものがあります。おそらく、最後に利用したのだと思いますが、湯垢も浮いておらず、誰かが掃除したのか、それとも宿の主がそうしたのか、利用者のマナーがよかったのか、きれいでした。食事は、ご主人が元、一本釣りの漁師と聞けば、疑問を感じる内容です。品数は多いのですが、海沿いの民宿に期待している内容ではないなと。目が白濁したようなご主人お一人で、会話の弾まない一行や、一人旅の方がさびしくないようにと話しかけていただけます。掃除や食事の準備は別の方がされている様子。駅が宿の山側にあって、宿泊客の見送りをきちんとされる。泊まらなくてもいいからまた来いと言ってくれる。「インターネット」なんかとは無縁で、「楽天」からの連絡も基本はファックスのみ。食事なしプランなんてないかな。今度行くときは、うまい焼酎でも持っていって飲ませてあげたい。親父さんの日本酒と交換だ。イカは深浦に売るほどある。元気でいてください。また行きたいです。