鬼怒川温泉の温泉街の鬼怒川沿いの最も上流に位置します。
鬼怒川温泉でありながら、部屋の窓からの風景は、鬼怒川のせせらぎと里山のような自然に囲まれたものです。

車で駐車場への坂を下ると、長屋門と大きな暖簾が見え、雰囲気は上々です。
すぐにスタッフが駐車位置を案内してくれて「持ち物を運びさせていただきます」と声を掛けてくれました。

宿泊した部屋はスタンダード和室。
12畳もあり、窓も大きいので、開放感があるシンプルなつくりの部屋でした。
窓からの風景は、ちょっとだけ、京都嵐山の桂川のような雰囲気も感じさせます。
唯一残念ポイントは、金庫に財布を入れようと開けた瞬間、中のホコリがボワッと舞い上がったことです。
他はきれいに清掃されていたので、ホント唯一のマイナス点でした。

大浴場は、室数24室の割には大きく、シャワーカランブースは仕切られて8カ所、夕方一時間・朝30分入りましたた、同時入浴者数0～5名で、ソーシャルディスタンスを確保出来ました。
男風呂は鬼怒川とのあいだに仕切りがなく、露天風呂での開放感は素晴らしいです。
残念ながら、掛け流しではない循環式で、単純アルカリ泉で無色透明無臭なので、少し塩素の匂いがします。

食事は、夕食・朝食ともの、完全に仕切られた個室になった食事処でいただきます。
感染症を気にせずにゆっくりとできるのが、とても素晴らしかったです。
揚げ物は直前にサクッと揚げてあるなど、温かいものは温かく食べられるのも良かったです。
また、山間の宿にもかかわらず、お刺身がかなり美味しいので、良い仕入先を持っていると感じました。
担当は若い女性の外国人でしたが日本人以上に日本語も洗練されていて、丁寧さと一生懸命さが伝わり、満足しました。

全体的には上品で落ち着いた素敵な宿だと感じました。
（金庫のホコリななければパーフェクトでした）

評価

• 総合4
• サービス5
• 立地5
• 部屋3
• 設備・アメニティ4
• 風呂4
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2022年05月