長寿館は終わった。久し振りに利用したが、社長も息子夫婦に変わり何もかもかわった。まず、食事が貧相になった。長寿館の歴史や文化、地域性の感じられない食事。特に、朝食のご飯のまずさ、なかなか素人でも炊く事ができない程酷い。全くふっくら感なし。初代が苦労していからつくりあげた湯治場、明治からつずく伝統、山奥の一軒宿を有名にした上原謙と高峰三枝子のポスター、全てが消えてしまった。古き良き明治、大正、昭和初期の良さを全てぶち壊した。初代、上原謙、高峰三枝子が天国で泣いているだろう。時代にこびや従う事なく頑なに守ってきた日本の宝がまた一つ消えた。長寿館は終わった。

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2022年04月

5/22・23と連泊した。有名さにまかせ、胡坐をかいているとしか言いようのない酷い対応であった。１泊目は良かったが、２泊目は最低。２泊目の夕食時、前日と同じ席で、と言われて向かうと。部屋番号は正しいのに違う人の名前が。指摘すると、確認後、その名前の札を下げて、はいどうぞ、と。名前を間違えたのだから、まずは謝るべきではないのか。席につくと、イワナの刺身が運ばれてきた。美味しそうで喜んで食べようとしていたら、間違えました、と言って突然持ち帰られ、こちらでした、と持ってこられたお造りの酷いこと。初日と比べてはるかに見劣りするもので、また、イワナの刺身を見せつけられた後で、どれほど落胆したことか。配膳の担当者が見習い中とのことであったが、走り回るばかりで、いつまでも飲み物の注文も聞いてもらえず、２品目が運ばれてきたところで、飲み物を注文してもいいかこちらから尋ねた。料理の合間にお吸い物が出され、温かいうちにと飲んだ。最後の料理が終わり、出てきたのは、ご飯とお漬物。味噌汁は？と尋ねると。先ほどお吸い物を出したからありませんと。それなら、お吸い物を出すときに言うべきだと思う。料理の質が非常に低く、量も少なく、ご飯をお代わりしようとしたが、漬物も少量で、もう残っていない。仕方なく、ご飯のお代わりとお漬物をもう少しもらえないか尋ねたが、料理人がダメと言っているとのことで、漬物ももらえず、お代わりもしなかった。陶板焼きの肉は、スーパーのお勤め品コーナーでよく肉が劣化して赤身が灰色になっているのを見かけるが、まさに私の肉はそれになっており、がっかり。料理人としてのプライドがないのか、と文句のいいたくなる酷い食事であった。チェックアウト時、フロントの大〇さんという方の酷い口の利き方に、激しく怒りを覚えたが、前日の夕食でもうあきらめていたので、何も言い返さず。そして宿を出発する際、下足人がおらず、自分で下駄をはいて家族の靴を取りに行かねばならず、靴を履いて宿を出る際、誰ひとり見送りもなし。出発時に、ありがとうございましたと見送ることすらできないお宿に、10万円以上支払ったことが馬鹿らしく、この評価とした。一体女将はどこにいたのか、姿を見ることもなかった。

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2023年05月

温泉や環境は唯一無二で大変素晴らしく新幹線、バスを乗り継ぎ行った甲斐がありました。ただ、御料理が私的には悲しく寂しい内容でした。旅行には非日常を求めています。普段、自分で作れない物や人手間が入っている御料理を提供して戴けると大変、感銘し満足します…今回長芋を刻んだだけのモノや切っただけのスイカのデザートには飽きれました。今、民宿さんでも手作りデザートなど出してくれる時代です。宿泊代に見合う御料理とは今回は思えませんでした。他では最後のご飯までいかずに満足するのが多いのですが一品がまた貧相でついご飯でお腹を満たす事になりました。朝もまた貧相な内容で残念でした。お風呂は本当に素晴らしいのでお食事を宿泊料金に見合う内容にして欲しいと思えた滞在になりました。良ければもう１泊と思いましたが止めて大正解でした。

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2022年07月