2019年9月21日（土）に利用させていただきました。中滑川駅が最寄り駅ですが、富山からはあいの風富山鉄道の方が早いので、滑川駅から徒歩で到着。駅から滑川の市街を歩いたのですが、街自体はすたれた感じ。かつては北国街道加賀藩の宿場町として栄えたとのことで、市街には「宿場回廊」と呼ばれる道があり、観光コースにもなっているようですが、人通りはほとんどなし。海沿いは高い防潮堤があるため、街からは海も見渡せません。大正時代には米騒動も起きて、随分活気があったのでしょうが、地方都市の衰退をここでも感じた次第。こんな街をぶらぶら歩きながら宿の到着。
宿泊施設も数えるほどしかない感じですが、海老よしさんは宴会もやるような、思ったよりも大きな旅館。
さて、料理自慢とのレビューに期待して夕食をいただきましたが、見た目は品数も少なめで質素な感じ。でも、いざ食べ始めると、量・質ともに大満足の内容でした。特に魚の煮つけは最高のお味でした。朝食もなかなか凝っていて満足。静かな街の静かな夜を過ごすには最適のお宿でありました。ご主人と女将さんの顔しか見ませんでしたが、自然な応対で肩の凝らない宿でもありました。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地4
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂4
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2019年09月