このたびはホテル一井にご宿泊くださいまして誠にありがとうございます。
草津温泉の源泉は大変高温で知られています。
源泉によってその温度に差はありますがおおむね５０度から９０度くらいと言われています。
当然このままでは入浴することなどできません。
水でうめれば事は足りるのですが、そうするとせっかくの成分までもが薄まってしまいます。
成分を薄めずに温度を下げるという一挙両得を実現したのが昔より行われている「湯もみ」なのです。
とはいえ今は、ほとんどの宿では「湯もみ」をして冷ましているわけではなく、配湯してくる間に、温度も少しさがり、当館では熱すぎる場合「加水」いたし、42度前後を保つようにしております。
当館の大浴場では手間側に「湧出口」があり、湧出口付近が一番熱いので、大浴場一番奥が比較的ぬるいです。
高温の草津温泉ですが、最初に入るとき少しだけ我慢していただき、温泉に入ると温泉成分の膜が体にでき、真湯の温度より熱いものに入ることができるそうです。熱いと言われる草津温泉ですがとても効能があります。

どうぞまたのお越しを心よりお待ち申し上げております。