老舗で昭和の温泉ホテルですね。

【立地・設備・アメニティー】
湯畑に隣接し便利な立地。湯畑側以外の眺望は…。館は３つで構成され玄関ロビー・食堂が72年築の本館、大浴場が83年築の別館にあり、館内は順次改装がなされている様子。が、別館の廊下の絨毯が汚れていた。館内自販機はコンビニ価格で、アメニティーは不足ナシ。

【部屋】
利用した部屋は別館で眺望は…広縁付き和室15帖バス・シャワートイレ付き。冷蔵庫は販売用だがフリースペースもあり。部屋の扉枠と扉が当り建付けが悪く扉を閉めるのに…、生花もなく、襖紙は年季が入り洗面所のクロス壁は経年劣化で剥がれエアコンの吸気口・壁や扉の格子が埃だらけで広縁の窓ガラスは汚れあり。

【風呂】
源泉掛け流しで入替えナシの露天風呂併設の男女別大浴場があり、2-5時は防犯のため利用不可。利用した時は浴室洗い場が雑然としていたところ、清掃係が湯温の確認や整備をしていたが途中で呼ばれ中途半端で終了。

【食事】
食堂で夕・朝食共にブッフェで40品程度の用意。料理の補充は遅かったり無い物も。夕食は和と洋で殆どが洋で油物が多い。メインはハンバーグと鯛のソテー。デザートにアイスが無く、夕食の飲物はソフトを含め有料。前菜のバイ貝煮付けを食べたら砂で…、アラ汁は煮詰まり…。朝食は和と洋で和が中心、既製品もありコレという物はナシ。味噌汁の浅利を食べると砂で…、焼き海苔は湿気って…。食器が重いし、汚れていた物もあった。

【サービス】
バス停からの送迎や車のバレーサービスもあり。14時前に到着するとロビーで時間まで待たされ、水一杯のサービスもなし。部屋での挨拶もナシ。食堂では声掛けなどサービスと思えることはナシ。朝食時に最初に案内された席は配慮のない場所で呆れた。支払い時にフロントの女性係は「ありがとうございました」も言わず、出発時の見送りも全くありませんでした。女将と思われるスーツの女性はトランシーバーを持って走り回っていた。

【総合】
この立地でこのシーズンでこの値段ならという宿泊者の妥協感に頼っている姿勢が見え隠れ。感動を与えるサービスや、是非また来たいと思わせるホスピタリティがないのが残念。温泉旅館の良さを感じるシーンは殆どなし。宿泊するなら湯畑側の部屋をお薦めしますが…。

評価

• 総合2
• サービス2
• 立地4
• 部屋2
• 設備・アメニティ3
• 風呂3
• 食事2

旅行の目的

その他

同伴者

その他

宿泊年月

2011年05月