渓流が少しだけみえる角部屋は静かで清潔感がありましたが、むき出しの冷蔵庫が「ぶーん」と音を立てていて風情のない和室です。

部屋に通されてから「お茶をお持ちします」といって、間もなく手作り茶菓子をもってきてくれましたが、お茶は入れてくださいませんでした。忘れたのかしら？それともセルフサービスのシステムなのかもしれません。

男女別浴場温泉は、塩分強めで肌にまとわりつく泉質。幸運にもほかの方はいませんでしたが、この狭い浴室で他人と入浴するのは気持ちが安らぎそそうもありません。　露天もありましたが、湯船の向こうに立ちはだかるむき出しの土崖が、いまにも崩れそうで恐ろしくて入る気になりませんでした。　旅先では夕方、夜、朝も入浴しますが、この宿ではその気になれませんでした。ヘアドライヤーも温風が出ず、濡れ髪のままお部屋へ戻ることとなりました。

夕食は、おいしいと思います。特に夕食の金目鯛煮つけは白醤油仕立てでオリジナリティを感じましたのと、器へのこだわりが素敵です。ただ残念なのは、宴会場にテーブルを置いただけのお食事処、情緒も景色もなく、ほかの方の会話も雰囲気も全部聞こえますから、気疲れしてゆったりとした心地にはなれませんでした。　

評価

• 総合1
• サービス3
• 立地1
• 部屋1
• 設備・アメニティ3
• 風呂1
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2016年01月