部屋に浴衣とタオルとハミガキセットがありました。コンセントは５口。たくさんあって助かります。温泉にはシャンプー、リンスとボディソープがありました。

猫スタッフさんはかわいいけれど、ミスもします。慌てて食事してもどしてしまったり、遊びに夢中でうっかりお客にぶつかったりひっかいたり。
人間だってうっかりミスするんだから、仕方ない。

予防策としては、分厚いジーンズやデニムジャケットが役立つと思います。レギンスとか長袖シャツも中に着て、手の甲も忍者みたいに覆っておくと安心。人類が山登りでストックやピッケルを使うんだから、そりゃ猫だって人間のぼりで爪を使うのも無理はない。

チャオくん(故猫)がガンになり目が見えず鼻もきかなくなったとき、あの看板猫ミルクさんは寄り添い、階段から落ちないよう自分が縁に立ったり、ムシャムシャたべる音で食べ物の位置を教えたりしていたそうです。猫にもこんなに愛情があるんですね。一方で複数の猫が一匹の愛するオスをめぐり昼ドラ顔負けの猫関係もあると聞きました。

脱走するのもいるし、ケンカするのもいる。病気がひどくならないように人スタッフは清潔で新鮮な水を頻繁に入れ換えたり、掃除をしたり。投薬、尿検査、アレルギー管理etc.猫も終身雇用するのは並大抵のわざではない。

ここの旅館が全国のお客さんから愛されているのは、このとんでもなく大量の仕事を毎日、イレギュラーに入る保護猫活動と並行して切り盛りしているから、というのも理由のひとつなのでしょう。

クラファンは高いから大分県民は協力しづらいかもしれない。
でも、ほっとくと外猫や飼育崩壊はふえてしまう。予め手を打てば役所も未来のコストがさげられる。

その先見の明があるから女将たちは活動している。とはいえ、高齢の女将家族だけでは負担が大きく、工夫と人手が必要。そのためテレビやネットでいろんな人が協力して周知をはかっている。
(あれ？地元の新聞社はまだかな)

一方で猫がキライな人たちにも事情がある。

まずは、実情が地域に知られて理解が広まると状況は変わるのではないでしょうか。

別府を愛する一個人としては、末長くこのまちが繁栄していてほしい。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

その他

宿泊年月

2022年03月