川のせせらぎと蝉時雨、美味しい料理との妻にせがまれて、大阪市内から近郊で且つ落ち着いた場所との条件で、一泊旅行しました。レトロな佇まいのお宿で、十分に満足行くものでした。
＜立地条件＞ＪＲ福知山線武田尾駅より徒歩１５分程度。妻が妊娠中であった為、宿の車での送迎（２～３分程度）をお願いしましたので、不便さは感じませんでした。道が狭くなるところがある為、自家用車（特に大型車）での移動は避けた方が良いと思います。
＜料理＞「ボタン鍋」を予約しました。前菜の「無花果の胡麻和え」は、今までにない食感で絶妙でした。メイン料理であるボタン鍋は、淡路島で特別に用意して貰ったという味噌だけに大変美味しかったです。鱸のカルパッチョ、釜でのご飯も大変美味しかったです。
＜温泉＞温泉掛け流しではなく、沸かしているとのことでした。家族風呂にして頂き、妻とのんびりと入浴することが出来ました。昔どこの銭湯にもあった１０円で動く按摩器は郷愁を誘いました。
＜部屋＞大変景色のよい２階の大きな部屋（十二畳と、二十畳程の二間）でした。まもなく子供が出来ることもあり、大変縁起の良い名の部屋「あすなろ」でした。紅葉の季節や桜の頃に、もう一度お伺いしたいと思いました。
＜サービス＞「廃線ウオーク」が、私の楽しみでした。山岳部にいた大学生の頃には岩登りの為、週末には大学から阪急宝塚駅経由で、道場及び宝塚蓬莱峡の岩場ゲレンデに行き、電化前の福知山線をよく利用していました。その頃利用していた複線化前の福知山線の廃線跡を歩くのが楽しみの一つでした。廃線跡迄、宿の車で送迎して頂きました。懐中電灯迄貸して頂き、宿に戻ってからも入浴をさせて頂き、心身とも温まりました。日帰りの方向けには、お風呂のみの利用（千円）のサービスもありました。



【ご利用の宿泊プラン】
廃線ウォークとお鍋
和室８畳