11/21（土）、一泊二日で利用させていただきました。
車で宿の前まで行ったところ、外までおかみさんが出てきてくださり、駐車の案内をしていただけました。
プランでは6畳でしたが、空いているからと8畳にしてくださいました。設備的には「旅籠」という感じで、入口は襖（カギなし）、トイレ・洗面台は共用（トイレは1階のみ）、電気コンセントは2箇所3口、暖房は石油ファンヒーターと電気コタツ、というのが主な内容。大変に家庭的なもので、けして華美ではありませんが、落ち着きます。あ、テレビは無料のものでした。
お風呂は残念ながら小さめで、浴槽は2～3人、洗い場は2人が限度といったところ。まぁ、これはこれで家族風呂として考えれば納得いくものです。（2人で入れば、事実上の貸切になります。）また、お湯の暖まりはとてもよく、なかなか汗が引かないほどでした。
夕食は、広間で部屋ごとに囲炉裏を囲んでいただきます。この日は10品＋ご飯。何といっても、ご飯が旨かったです。2人でお櫃を空けてしまいました。また、おかずの方もカニ丸々１パイなど、ヴォリュームたっぷりです。もっと野菜・山菜が多いかと思いましたが、この内容なら若い人も満足でしょう。個人的には、時間が経ってもサクサクの天ぷらにビックリしました。翌日の朝食も品数が多く、しっかりいただくことができました。
夕食後、隣接する（というか建物としてはつながっている）居酒屋「ほたる」で地酒をいただきました。体調が優れず1時間弱しかいられませんでしたが、おかみさん・だんなさんとお話することができ、地元の方も通って来られ、ある意味で「旅に来た」意識を強く感じることができる場所・施設だと思います。

総じて申せば、特別すごい設備などがあるわけではありませんが、まるで家にいるかのように落ち着くことができる宿に感じられました。ノンビリするには、最適だと思います。また、費用対効果という面からも、大変に良心的な内容です。

評価

• 総合4
• サービス5
• 立地3
• 部屋3
• 設備・アメニティ3
• 風呂3
• 食事5

宿泊年月

2009年11月