四条烏丸、四条河原町から歩いて数分で立地は非常にいい。
それでいて、四条から通り一本中に入っているので、静か。
木造の町屋風の旅館で、親戚の家に来たというような雰囲気の個人経営。
古い建具や絵画などもあったり、坪庭の風情も満点。
それでいて非常に清潔にしていて素晴らしい。
バス、トイレ、洗面所が共同だが、清潔であり、最新のオートバス、ウォッシュレットなので快適。風呂が順番になるのでやや不便ではあるが、風情とのトレードオフと割り切る（各部屋にあるのもなんだか）。
夜早く寝すぎると、風呂の出入りや階段の上り下りの音が少々気になるが、木造建築の風情とのトレードオフと割り切る。
部屋と廊下は障子で隔てられており、鍵がかからない。事前情報で知ってはいたが、一瞬だけ、驚きと不安を隠せない。が、これも風情とのトレードオフと割り切る。障子に鍵をつけても仕方ないわけだし。。。
夫婦と子供とで泊まりましたが続きのふた間用意してくれました。
朝食はお願いした時間に部屋に持ってきてくれます。
部屋には暖房がばっちりありますが、朝起きて顔を洗うために、共同洗面所のある廊下（坪庭に面している）に出ると、冬はぴりっとしみるように寒い。これも枕草子よろしく、「冬はつとめて」の風情なんだと理解する。
奥深さのわかる外国人には喜ばれるだろう。
私もまた泊まりたいですし、外国の友人にも勧めます。
満開の桜とあわせ、風情ある京都のいい思い出になりました。
ありがとうございました。