宿を決める際、小規模旅館と源泉掛け流しというのが大事だと思って決めています。
湯本温泉では原田屋さんが私の好みに合いそうだったので決めました。
部屋は凝ったしつらえではありませんが清潔に保たれており清流音信川のせせらぎが目と耳に癒やしを与える落ち着ける空間でした。
女将兼料理長が作る料理は派手さこそ無いものの素材が主役の優しい味付けでどの品も美味しかったです。欲を言えば夏河豚は要らなかったかな？その分焼き魚があった方が良かったと思います。風呂は細かいタイル貼りでレトロな風呂。勿論、源泉掛け流しでお湯は新鮮そのもの。これは湯本には数軒しか有りません。なめらかで本当に良いお湯でしたがチョット温度が熱かったのが残念でした。朝一は丁度良い湯加減でしたよ。
廊下と階段の雰囲気がいかにも古い宿らしく演出無しで素のままの古さが味わえます。
これから湯本は大きく変わりますがどんな時代になっても小規模旅館の良さを生かした原田屋さんらしくあってもらいたいと思います。
家内も非常に気に入った様子で何よりも旅慣れている筈の４歳の息子が珍しくハイテンションで食事中に歌って踊って余程嬉しかったようです。
「また来ます」と言う言葉を残して宿を後にしました。泉質に拘る人や古さを良しとする人にはお勧めの宿です。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ2
• 風呂4
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2018年07月