緊急事態宣言がまたもや発令されることとなる我らが宮城。その前日になりまして…。
ワクチンの接種は既に完了し、抗原検査も陰性の私ですが、コロナでなくともいい加減に疲弊し、心身ともに様々な不調や疲労が隠せなくなってきた今日この頃。湯治を思い立ちまして、偶の連休を利用し一泊をさせていただきました。
大手や規模の大きい宿、複数の温泉を持つ宿も鳴子には複数ありますが、今のご時世では…密です。ちょっと足が遠のきます。
その点に置きましては、ここは宿として良い意味で小さくまとまっており、安心感があります。
お部屋に関しては真新しい？と思われる綺麗な土壁のこじんまりとした部屋でして、最低限の調理も可能ですので、或いは長期滞在も楽しいのかなと思います。ウインドウエアコンも付いているので、涼しく過ごすことができます。トイレは共用ですが、それを嫌う方にはベッド、トイレ付のおへやもあるとか。
温泉も選択肢は男女一つずつ。源泉かけ流しで程々に熱く白く濁って硫黄の香りに包まれる、とても力に満ちた温泉ですので、疲労はもとより不調も消えていきます。5度程入浴させていただきましたが、誰とも会わず全て貸し切り状態で楽しめました。
食事も、本来小食寄りの私でも、自家製米ということもあってかお櫃を空にできるくらい美味しいものでした。
食事部屋も個人として割り振られ、個食にて食事ができ、ソーシャルディスタンスも十分です。
玄関に陣取る看板犬も、そこそこの大きさの割に大人しくも甘え上手で非常に癒されます。暫く撫でさせていただきました。
いつの日かこの緊急事態が収束致しましたらまた伺いたくなる、そんなお宿でした。
……休みは貰えないのですがね。

評価

• 総合5
• サービス3
• 立地4
• 部屋4
• 設備・アメニティ3
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2021年08月