この度は貴重なご意見を頂戴し、誠にありがとうございます。私どもは「お客様の声」を非常に重要なものと捉えております。ご意見・ご感想への返答にあたるのは特定の者ではなく、何人ものスタッフが担当しますが、特にご迷惑をお掛けした際や、お叱りをいただいた際には、今まさにそうであるように、必ずホテル責任者よりお返事しております。
当ホテルチェーンでは、今のところ返答者の名前を記載しておりませんが、おっしゃる通り、記名することで、その場しのぎの返答ではなく、責任を持って改善に着手しようという姿勢に繋がり、それがお客様にも伝わりやすいかと存じます。
ただ、今回のご意見の真意は、記名するか否かということ自体ではなく、私どものお客様への応対の姿勢そのものにあったと考えます。ご利用いただいた事への感謝の気持ちと、私どもの不手際によりこのような事例が発生した事をその場で真摯に謝罪できていれば、お客様をここまでのお気持ちにさせる事はなかったのではないかと感じております。
宿泊中に何か不満を感じることがあっても、それをホテルへ伝えてくださるお客様はごく僅かです。大半のお客様は、不満を抱いたまま、二度と戻ってきてはくださいません。だからこそ、私どもは「お客様の声」を大切にし、この度のような厳しいお言葉も期待を寄せてくださっているからこそと、真剣に向かい合う必要があると考えます。
当ホテルにて「良い気分」で時間を過ごし、そのままご出発いただけるよう、今後も精一杯のおもてなしをしてまいります。貴重なお時間を割いて私どもに改善の機会を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。