屋久島全体に言えますが、レンタカーなど足がないとどこも不便です。
そんな訳でアクセスはいまいちですが、市街から外れて建っているため（どの部屋からも）ナイスビューで、山側も海側も解放感満点です。

前日の登山でヘトヘトだったので、結局ホテル内で夕飯を頂きましたが、ま、可もなく不可もなくの味・価格・盛付け・雰囲気。
東京から行く者としては、やっぱりご当地モノを食したいと期待してしまうのですが、屋久島自体それほど特産品がなくいため、おそらく鹿児島からの空輸素材がほとんどでした。
※ステーキの焼き具合など聞いてもらえないので、事前にリクエストしましょう。

お部屋は写真より、かなりゆったりと設計されており、南国のリゾート風ではないものの、かなりくつろげます。ちなみに、女性にはアメニティセットが用意されます。
大浴場のお風呂も、しっかり「温泉」の弱アルカリ性のお湯で、これは☆５つ。

風呂横にあるタイ古式のマッサージも、本場の女性マッサージ師が常駐で、カタコトの日本語でコミュニケーションを取りながらの施術もいいものでした。おしゃべりだけど、技術は確かなもので登山の疲れが吹っ飛びます。

総じて、屋久島は周辺のリゾート島々に比べて観光客を受け入れる感じではない（観光・交通網・島民性・物産など）けれど、こちらのホテルはローカルなりにかなり努力しているように感じました。
だから、屋久島でそれなりにホスピタリティを感じたいならお勧めです。

近頃は新たな高級リゾートホテルも出来ているようですが、のんびりとした屋久島らしさとはきっとかけ離れている事でしょう。

評価

• 総合4
• サービス4
• 立地3
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事3

旅行の目的

レジャー

同伴者

恋人

宿泊年月

2010年04月