この度はご宿泊いただきありがとうございます。ご不快な思いをさせてしまったようで誠に申し訳ございませんでした。

当館は仰られますように、ピカピカの出来たばかりのお宿ではなく、むしろ地域と共に歴史を長く育んでいるお宿です。場所を移転し立て直したり、露天付客室を作ったり、ロビーをバリアフリーに改装したりと、常にリニューアルを重ねてきております。ですが、やはりどうしても建物の歴史を感じてしまう部分も出て来ているのは事実です。私共はこの相差の地で旅館を初めて私で３代目になる予定ではございますが、やはり大きな資本があるわけでもなく、どうしたらお客様に喜んでいただけるかを考えながら、ポイントを絞りながら投資をし、コツコツと経営して参りました。この地域の強みであるお料理や、旅行は”癒しと思い出作り”との考えから出来た癒しのロビーAZULなどに特に力を入れておりますが、その中でも根底にあるのは、お客様の気持ちを配慮した暖かいおもてなしをすることです。いかに設備が良かろうと、料理が良かろうと、感じの悪い対応をされてしまうとそこの宿を好きになっていただけません。お客様に当館のことを好きになってもらうためにも、暖かいおもてなしは当館の土台としてこれからも大切にしていきたいと思います。

と私の思いを述べさせていただきましたが、掃除が出来ていなかった、さらにそのサービスが悪かった、とのことで大変申し訳ございませんでした。恥ずかしい限りです。気持ちよく過ごしていただくためにもサービスはもちろんのこと、清掃も当然大切です。専門業者に依頼はしてあるものの、私たちもチェックをしながら、館内美化、またサービスレベルの向上に努めて参りたいと思います。

長くなりましたが、今後このような思いをさせてしまわないように、スタッフ一同満足度アップに努めて参りたいと思います。ご宿泊いただき誠にありがとうございました。

常務取締役　野村