この度は、ご宿泊ありがとうございます。お正月、のんびりと過ごせましたでしょうか。
当ホステルのあるエリアの年に一度の恒例の光景、「ゴミの山」。びっくりと同時に、なんでこんななんだ？と疑問に思われたのではないでしょうか。通常、お正月は、ゴミの収集はないですもんね。収集日でない日に、一般家庭ゴミを出すというのは、マナー違反というか・・・
でも、それが通ってしまっているのが、「寿町」。
町の住人さんだけでなく、町の外から、車でゴミをもってくる光景も見かけることがあります。
今回のゴミの件、ご投稿下さってありがとうございます。あらためて、私どもヨコハマホステルヴィレッジの取り組みについて、話をさせて下さい。（長文、ご了承下さい。）
ホステルのある寿町は、元日雇い労働者のおっちゃんたちの町。今は、高齢化で生活保護を受けているおじいちゃんたちの町。２００ｍ四方に３畳一間の部屋が８５００室ほどあり,６０００人位の人々が生活しています。かつての暴力・そして不法投棄などがされてきた町という怖いイメージが色濃くのこっており、孤立してしまっている町なんです。

そこで、わたくしどもヨコハマホステルヴィレッジでは、そんなイメージを変えていこう！！誰もが居心地の良い街にしていこうという街づくりをしています。約２０００室の空室を有効利用し、宿としてご提供することで、世界中の旅人や、日本中からの旅行者の方々、老若男女、国籍問わず、様々な国の人々が、この町に行き来することで、新しい風を吹かせるきっかけづくりをしています。ご宿泊していただくことが、街づくりに参加しているということなんです！！宿以外にもカフェやイベントをやっていたりもします。
ご宿泊のお客様以外にも、学生さんや社会人の方々がホステルに集まって、みんなでおしゃべりしたり、ごはんを食べたり、次はどんな楽しいことしようかと作戦会議をしています。ホステルを始めて３年。本当にたくさんの方々とお客様が関わってきて下さっています。
こういう町があるんだ～とちょっと頭の片隅にでも入れておいてくださったら、とても嬉しいです。そして、ぜひまた遊びにいらっしゃって下さい。スタッフ一同お待ちしております。