檜の露天風呂を楽しみにして出かけたので、その点では大満足。檜造りのたたずまいも泉質もとても気持ちがよかった。お風呂のわきで供される升酒もゆたかな気分にさせてもらえる。
ただその他の点では、高級旅館ぶってはいるものの、がっかりさせられることが多かった。食事も手がかかっているようには見えるのだが、この日のお造りのお粗末さは、一泊８０００円か１万円程度の宿のレベルであった。（ちなみに、この日は２４０００円のプランだったが）
総じて若い従業員のサービスは男性女性とも良かったのだが、女将の対応はサービス精神に欠け、感じがわるかった。
帰りがけもフロントに誰もいないので「チェックアウトをお願いします」と声をかけたら、帳場の中から顔も出さずに「はい、判りました」と声だけの返事があり、どの客か判っているのだろうかと思っていたら、５分以上も経ってから、案の定、ちがう客の計算書を「お待ち遠さまでした」と差し出された。
そして結構時間をかけて作り直しの精算が終わったら、またそそくさと奥へ引っ込んでしまい、見送りもしない。中の仕事が忙しかったのか、私が見送るに値しない客と思われたのか判らないが、８室という規模の高級旅館なら、普通は玄関まで女将が見送るのが客あしらいというものだろう。

評価

• 総合4
• サービス3
• 立地3
• 部屋4
• 設備・アメニティ3
• 風呂5
• 食事3

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2017年11月