東日本大震災での被災からようやく再開したばかりのところにおじゃましました。
今回の旅は、もちろん東北支援の一環ですから、払った２名で５万円超えの金額は、仕方ないと思っています。
スタッフの皆さんが一時は解雇になり、すごくがんばって浸水した一階もきれいになり、
津波の痕跡は海岸線や瑞巌寺には残っていましたが、美しい松島の島々のおかげで、被害がかなり少なかったと聞いています。
それを考慮した上で、以下はこの金額に対しての意見です。

お迎えが随時というのはありがたかったです。帰りも早めに出していただき御世話になりました。
フロントはただ、出迎えの方が、そのまま案内をしてくれないので、
しばらくただ、カウンターの前で待たされました。

部屋は海が見えてよかったですが、洗面所にタオルが一枚もなく、お風呂ようと共有というのは
すごく不便でした。湯治場の旅館ではないのですから、一度お風呂で使ったら濡れてしまうタオルを、洗面と共有というのはないでしょう。結局持参のタオルを使いました。
食事。あさり蒸しやアワビは確かに美味しく贅沢でしたが、あとは定番で、突き出しも作り置きが歴然。そしてまずい鮪のお刺身、ちょっと食べられませんでした。
バイキングも見るべきものは無く、天ぷらが揚げたてなのは良かったですが、ステーキは肉も大味でした。
この金額なら、関東圏でも、かなりきちんとした食事を提供してくれます。
朝のバイキングもビシネス並み。旅の楽しみの半分は食事です。
ありきたりの海の幸ではなく、まずい解凍鮪を仕入れるくらいなら、
地元の野菜や魚を使って、手をかけたホテルならではの食事を出していただきたかったですね。
アワビも、その後宿泊した老舗の秘湯で出されたアワビは踊り焼きで、こちらのホテルのより鮮度よく、美味しかったです。料金はこちらの半額でした。
普通に考えても半額で泊まれる内容でした。

まだまだ、復興までは時間がかかると思います。
松島は以前仕事の旅の帰りに寄り、大好きな場所です。
又行きたいと思えるステキなところなのですから、どうかホテルの方々も、
松島ならではのホテル造りをしてください。

評価

• 総合2
• サービス4
• 立地5
• 部屋4
• 設備・アメニティ2
• 風呂4
• 食事2

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2011年08月