歴史ある湯治場らしくお湯はよかったと思います。
　旅館としては評価すべきところはありません。改装当時（かなり昔でしょう）の写真をサイトやパンフレットには使っているようですが、外観・内装ともひどくだまされたと思いました。
　部屋は古くボロくカビやたばこのしみついたひどい臭いで、畳も床も腐食しているのかボコボコしていて不快極まりなし、洗面台は改装のミスか（たぶん床を高くしたのに洗面台を交換しなっかたため）膝をついて使うのかと思うほど低い位置にあったし、トイレも和式便座の上に洋式便座を乗っけるという素人技でトイレが狭く、ついている手洗いは最近見かけないような吐水口のシャワーところに指でひねる水栓がついている古いもので使いにくく、洗うにも石鹸もなく、手拭きの紙は床にパッケージのまま置かれているという、なんともひどいものでした。とてもリラックスできるような空間ではありません。
　食事もこんなものだろうという感じで川魚の塩焼きも天ぷらも作り置きが見え見えの中途半端な温度で出てきたし、温泉旅館の定番の陶板焼きも輸入牛でした。地元の肉を使うからこそ旅館の料理として成立するのであって食べるだけつまらないと感じました。
　ホテルの規模と食事処で見かけた宿泊者数からして本当にあんな部屋しか用意できなかったのか甚だ疑問です。直前予約だからか、馬鹿にされたのかはわかりませんがこれではリピーターになる人はいないでしょう。
　せっかくの温泉をもったいない限りです。

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地4
• 部屋1
• 設備・アメニティ1
• 風呂4
• 食事1

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2016年09月