この度はホテルサンパティオをご利用いただき誠にありがとうございます。
タオルについたタバコ臭につきましては、正直、お客様のお言葉としてお聞きしたのは初めてでございます。敢えてそのようにおっしゃらないお客様もいらっしゃるでしょうから、私どもの「初めて」をしてそうした現象が少ない、あるいは無いとは申し上げられません。お泊りいただいたお部屋の使用状況を調べてみましたが、やはり前日の日曜日が空いておりました。私どもは日曜日以外の週日、週末はことシングルルームに関しましては殆ど満室になります。従って、ご連泊のお客様が「清掃は要りません」とおっしゃらない限りは原理的にほぼ毎日清掃にはいります。そうした場合、タオル一つを考えてみますと「滞在」期間は一日ということになります。ところが、前日空いていたそのお部屋のタオルは「二日間」同じ空間に滞留した訳です。考えるに、そんな理由であったかなと思います。にしましても、それこそ「滞留する」タバコの臭いとはげに恐ろしいものです。たとえ喫煙ルームであろうとも臭いのきつい部屋には、日中の清掃の際に「消臭・換気」といった手立てを講じますがそれでも限界があることを如実に語っていることが、今回のお客様のお申し出により知ることができました。バスルームの消臭といったものも作業過程に組み込む等の対策を講じたいと思います。
朝食のご案内はチェックインの際に必ず申し上げておりますが「パンと飲み物、ヨーグルトの簡単なものですが」と付言するべきであったと反省しております。一つの「セリフ」として習慣付けているスタッフもおりますので、見習いたいと思いますが、本来スタッフ全員で統一しておくべき作業準則ではあろうかと思います。認識が足りませんでした。お「持ち込み」に関しましては朝食サービスを営利対象とはしておりませんし、それをなさるお客様が多いわけではありませんので、看過させていただきますが、私どもの態勢により婉曲的に禁じてしまっているようになってしまい恐縮でございます。
今回は二つのことで、スタッフがそこまでは「仔細に」捉えていなかったことをご指摘賜り、大変勉強になりました。貴重なご意見として心に留めたく思います。
またのお越しを心よりお待ち申し上げております。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　吉田