出迎えの方が駐車場から荷物を持ってくれて玄関まで案内してくれたが荷物の管理が行き届いていないように思う。どのお客さんの物もひとまとめにフロントの一箇所に置かれていた。誰も見ていてくれていなかったので、貴重品を入れていなくて良かったと思った。チェックイン時の慌しい中、歩きながらおしぼりを手渡された。部屋ではおしぼりは出ないので、部屋に着いてから出されたほうがありがたいと思った。私達の前には三組ほど部屋への案内待ちの人がいた。フリーで座れるソファーが埋まっていた為、私達の番が来るまで、その間五分程立ったままでいたが従業員の方が気にかけてくれる様子は無かった。（他にも空いているソファーは沢山あったがそれらはすべて喫茶コーナーとなっていた。もう少しフリーのソファーを増やすもしくはちょっとの気遣いがほしい。）担当の仲居さんに案内された。部屋までの間、無言で、気まずい感じがした。部屋に入ってからも、最低限のこと以外話さず全く愛想のない仲居さんだった。お風呂は、地下一階で、景観は無い。目の前が海の宿なのにまさか地下とは思わなかったのでとてもがっかりした。シャワーの温度調節が固定されていてぬるいシャワーだった。女湯は男湯の半分ぐらいの広さ（朝と夜で交代になるのでどちらにも入ることはできる。夜は１１時３０迄。）同じく地下には、ゲームコーナー・バー・卓球（４０分７００円）マッサージ機（有料）があった。活気は無く暗い感じがした。バーだけが目立っていた。夕食はとても美味しかった。とくにカサゴのあんかけは絶品。女将さんが挨拶に回ってきた際「むさ苦しいところですみませんー。」といわれた。なんか、謙遜とは違う印象を受けた。翌日、お風呂に行こうと部屋を出ると、仲居さんに「お風呂ですか？お布団を下げていいですか？」かと聞かれた。愛想もなく「おはよう」という言葉も無かったので、違和感を感じた。仕事の段取りが一番のようだった。
＜もてなしアンケート９０点の宿＞の元となる宿のアンケートは項目等とても内容が薄かった。改善を目的とするアンケートならば、もう少し、細かな項目を設けたほうが意味があるように思う
。従業員の方に手を振って見送って頂いたがそれよりも、気持ちよく宿泊できるよう他の面を改善してもらいたいと思った。