湯治旅行の最終地として一泊利用。

個人名のような変わった名称の施設ですが、年配の当方には古き良き時代を思い出させてくれるスタンダードなお宿です。
室内も同様ですがバスとトイレが別々にあります。
布団はフカフカでした。エアコンもありますが部屋の大きさに比しては容量不足でしょうね。
一昔前なら「凝った造り」という解釈も出来るかも知れませんが、大規模建造物が徐々にバリアフリー化しつつある傾向の中、ご年配のお客様も多い温泉施設でエレベーターが無く、何処にいこうにもまず階段というのは集客の面でツライとこでしょう。
施設側の館内紹介でも触れてある通り、足腰に不安のある方は遠慮なく申告しましょう。

温泉は濁り湯で露天有、階下の大浴場も眺望が有ります。
時間で男女入れ替え制、更に中断時間があるので受付で貰うプリントは覚えるまで暫く持ち歩きましょう。
フロント係はアジア系の外国のかたでしたが、フロント・給仕・土産物の販売係と忙しく、しかもソツなくこなしておりました。必要な会話に不自由はありません。

この施設で印象が強かった点は食事時です。
ベテランの給仕さんが数名いらっしゃいまして、夕食はコースだったので当然の職務なんでしょうが、待たされる事も早すぎる事も無く絶妙のタイミングで提供されまして、当方にはサービスを超えてホスピタリティのレベルに映りました。
朝のバイキングも美味しくて腹一杯になるまでいただきました。

風呂・メシ・懐かしい施設…。
また一つお気に入りが増えました。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2013年04月