使い捨ての歯ブラシやひげそりは部屋に置かないなどエコに取り組んでいるホテルのようでした。チェックイン時にフロントに宿泊カードを提出したところ、その後１０分以上立ったまま待たされました。エコなためかチェックインカウンターも小さく、係も２人しかいなかったためか、次のお客様も同様に待たされていました。その後待たされた理由を聞いたところ、予約データが壊れていたらしかったのですが、待たされている間説明もなく、いすを勧められることもなく、対応もエコな感じでした。
　部屋にはメッシュ状のスリッパが置いてありましたが、エコに取り組み使い捨てを避けていることから、使い回しているのではと思われました。そういう状況の中で（自分の足もそんなに綺麗ではないとは思うものの）、消毒済みの表示もないメッシュのスリッパに足を入れるのはとても勇気が必要でした。
　また、部屋の広さはそれなりでしたが、荷物やバッグを置くちょっとした折りたたみの台のようなものもないため、デスクの上かベッドの上にしか荷物を置けませんでした。デスクに荷物を広げるとテレビが見られないので、仕方なくベッドの上にリュックを置いて生活する状況でした。
　浴室の蛇口のバルブは水用もお湯用もピカピカと綺麗な金属でした。お湯用のバルブの周囲には熱くなりますという注意書きがありましたが、そもそも熱くなるような（確かに長く使っているとかなり熱くなりました）バルブを使っていることに少し疑問を感じました。
　部屋にもロビーにも、宿泊客からの意見や要望を真摯に聞いて今後の改善に繋げるような仕組みは見当たりませんでした。天下のワシントンホテルの系列ということのようですが、顧客のことを真剣に考えているのか、いささか心配になりました。
　立地もよく部屋は清潔で、２泊で１３０００円程度という値段からすると贅沢も言えないとは思いますが、あと少しだけ顧客の方を向いてサービスに力を入れてくれればと感じました。

評価

• 総合3
• サービス2
• 立地4
• 部屋3
• 設備・アメニティ2
• 風呂3
• 食事3

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2017年06月