2月の３連休に小学生の息子と訪れた。
大浴場は男女入れ替えがあり、10時まで男湯が露天風呂付と聞き、到着早々お風呂を頂く。お湯が良い。
食事まで時間があるので、宿の方のお勧めを聞き、不動の滝に向かう。夕方だったので、茶店は既に閉まっていたが、滝の周囲にお不動さんを始めとし、明かりの灯った御社がいくつかあり、風情がある。時間がまだまだあるので、宿の前を通り過ぎ、温泉街を散策、万葉公園もまわってみた。ちょっとした運動となった。
宿に戻り、夕食をいただく。温かいものを温かく。冷たいものを冷たく。一番美味しい状態で提供しようとする姿勢には頭が下がる。土地の物そのものや土地の名物を盛り込んだりし、ここでしか頂けないようなものを説明やお話しを聞きながら、頂くのは楽しい。子供の食事のスピードに合わせて、意見も聞きながら次の料理をタイミングよく出すのは感心を通り越し、感動すら覚えた。子供の料理が大人に準じた料理であるのも良かった。子供が好きそうなものは大人向けの量の多いものを子供に出して、量の少ない方を面白く断りながら私にだすなど、臨機応変な対応も面白かった。全てが見た目も美しく、美味しいものであった。
食後は狂言の宴前夜祭ということで、狂言「棒縛」を見ることが出来たのも良かった。会場の芸妓屋組合への往復、宿でお借りした趣のある傘を差して小雨の中、幻想的な温泉街を歩き、夢の中のような非現実を味わえ、良い想い出となった。
部屋のお風呂は新鮮なお湯を自分で張って入りたい時に入れるのが良い。2人で入っても十分すぎる広さであった。

評価

• 総合5
• サービス4
• 立地4
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2018年02月