10月15日に1泊しました。ここのところの冷え込みで紅葉の始まりに出会えました。
この宿の評価は設備がどうした、虫がどうしたとのコメントもあるようですが、風呂以外の評価はどうでもいいことです。
塩原温泉街の無色でありがたみを今一つ感じない温泉と違い、ありがたさギンギンの、濁り、におい+体のぬるぬる感、感じる歴史感・・・言うことなしです。
温泉は3種類：大浴場＋露天は男女別、檜も男女別、岩風呂は時間別で、どれも熱くなく、各々効能も肌触りも色も匂いも異なりとても楽しめました。個人的には檜風呂が一番体がぬるぬるになり、湯口のカルシウム系の析出物の巨大さ・・・一番好きです。
こんなありがたみを感じるお湯ですが、草津や蔵王と違い後から体がカユカユになることもなく、何時間でも入っていられる極楽でした。
食事は川魚の焼き物と豚バラとキノコの鍋他でしたがどれもとてもおいしく、最後に鍋のおつゆを白ご飯にかけて〆ました。（これがサイコー！）。朝は温泉粥ですが、各地にあるほんとに温泉を使っているのか今ひとつわからない温泉粥と違い、臭いんです。硫黄臭のするお粥です。でもこの臭みは決して食欲をそぐようなものでなく、当然のようにお替りしました。おかずはお粥に合うものばかりですが、これも嫌みがなくとてもおいしかったです。
お風呂が良く、食事が良ければ、部屋なんてどうでもいいのですが、まぁ普通の当たり障りないお部屋でした。部屋からの眺望は川と川を挟んだ紅葉と…あと1週間遅ければ、紅葉ど真ん中だったと思います。

評価

• 総合5
• サービス4
• 立地3
• 部屋3
• 設備・アメニティ3
• 風呂5
• 食事3

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2020年10月