朝食はインルームでいただいたが、アメリカンチェリーのひとつが、果実の上部(枝つきの部分)数ミリがカットされて盛り付けられていた。その他は枝つきであったため、その様子に違和感を感じたが、新鮮でおいしい物しか提供するはずはないと、ホテルへの信頼と一般的な常識から口にしてみると、やはり嫌な予感は的中。そこにフルーツのもつ甘みやジュシーさは皆無。味うんぬんという前に、それはまさに腐敗した味そのものであった。

ホテル側の提供前のチェックミスということならまだ許せるが、いわゆる「おつとめ品」に位置付けられるであろう物を、それを認識していたうえで、あえて目立った腐敗部分をカットして客へ提供するという、詐欺まがいな卑劣な行為に怒りがこみあげてきた。

ホテルへその旨伝えてみたが、「マニュアルがあるので、そのようなことは絶対にありえない。スタッフに確認もしたが、そのような者はいなかった」との回答。
それでも説明を求めると、弁護士と相談するなどと脅しともとれる発言あり。
そもそも、結婚記念日に宿泊することをただ純粋に楽しみにしていた私たちに、ウソをつく必要などないのであるが、なんとも悲しくなった。

しかし、果たして、そこまで、頑なに「自分たちに否はない」と簡単に言いきれるものなのだろうか。
まさか、一応、高級をうたっているホテルで、腐ったものを口にすることになるとは…。
恐ろしい体験であった。

また、小さい子供連れであったため、赤ちゃんにも優しいホテルであるとの記載のあった、このホテルを選んだが、必需品ともいえるポットやオムツ入れなどは有料。
哺乳瓶の洗浄を頼むと、ミルクかすが残っている始末。
消毒が必要な小さい子供がいるのに洗浄ミスとはどういうことなのか。
小さいお子様連れで宿泊をご検討中の方は、くれぐれもご注意を。

評価

• 総合1
• サービス1
• 立地2
• 部屋4
• 設備・アメニティ3
• 風呂3
• 食事1

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2015年06月