一泊三食付きプランでヨメと二人で宿泊させていただきました。書き込みにもあったように、確かに旅館の設備や部屋は古く、担当の方の対応が遅かったり（一時チェックアウトにもかかわらず昼食が12時半に部屋にきたり）しました。が、しかし以下の理由から絶対に一回は訪れたい温泉だと思いました。
①何回入っても湯アタリしないなめらかな温泉（蔵湯の独特な雰囲気と新湯の幻想的な雰囲気は格別）
②伊達政宗縁の品がすぐ目の前で拝める青葉御殿（国宝級の掛け軸や鎧をまじかで拝見できて、感動しました）さすが皇族も宿泊されたところだと思いました。
③適度な量の各食事。特に夕飯は地物を懐石にして日本酒やワインにも合う、あっさりした味付けに舌鼓を打ちました。
④従業員の方々が御歳の割りには元気でらっしゃること（温泉効果？）。
⑤本館のレトロな雰囲気は真夜中はちょっと怖かったですが、おばあちゃんの家に泊に行ったような、ある種の懐かしさを感じました。
最後に、階段は確かに多い（新館の場合、5、6階を移動する感じです）ので、ちょいワルなオヤジさん達が軽い運動がてら泊まるのも良いかと思います。
また、冬は廊下がちょっと寒いので厚めの部屋着を着て移動するのがお薦めです。部屋は温かいのでご安心を。
この旅館に泊まって、伊達藩に遣えていた者の末裔としては政宗に近付けたような気がしてうれしかったです。ちょいワル三十路としても、懐かしくもあり癒される旅館でした。