エントランスのドアを開けてフロントに入るも、薄暗く、フロントも無人。
外から売店のように見えたスペースも閉鎖・消灯されていたので、
「もしかして休業中？」
と少し不安になったところで、どこからともなく出てきたやや高齢の女性から「いらっしゃいませ」と声をかけられ、ホッと安心してチェックイン。
素泊まりの超格安プランながら「あいてたので本館を用意しました」と伝えられる。

１０畳＋広縁の広々として落ち着いた客室からの眺望が素晴らしい。
蓼科の山々、ゲレンデ、白樺湖が一望の抜群の景観。夜景も幻想的。

男女別の大浴場は温泉で湯はさらさら、無味無臭（塩素臭なし！）。４１度前後？かなりぬるめで、長く浸かれる良いお風呂です。
土曜ながら広い浴室ほぼ貸し切り。お風呂プールに風呂オケまで、やりたい放題。実に快適でした。

ウォシュレットは１階フロント奥にはありますよ！（重要なので探索した）

以下余談。

調理室のガラスはひび割れたまま。
大浴場のガラスもひび割れたまま。
南館へと続く廊下の先に南館があるはずだが、真っ暗闇で「非常灯」だけが灯っている。
階段も電気が点いておらず真っ暗。別の時間に来たときには、点いてはいたものの、電灯の寿命が近いのか、点いたり消えたりを不気味に繰り返していた。

大浴場から露天風呂へ続くガラス扉を覗きこむと、ブルーシートに覆われた露天風呂（らしき設備）が見える。
大浴場にはもう一つ扉があり、試しに開けたら暗くてよく見えないがかつてサウナだったと思われる設備が。

大浴場を出ると、かつてゲームコーナーだったと思われるエリアへ続く通路が、じゃばらの仕切りで遮られている。試しに覗き込むと、スロット台やゲーム台が使命を終えて永い眠りについていた。

４歳の同行者がつぶやく。

「ルイージマンションみたい。。」

そう。ここは一大観光地、白樺湖にあって、抜群の景観と素敵な温泉を楽しみつつ、ルイージマンション体験もできるホテルなのだ。

今回初めて白樺湖を訪れ、魅力を感じ再訪を心に決めた。

その時にはまた、このコスパ抜群のホテルで、復活した露天風呂に入ってみたい。
真っ暗南館の探索もスリリング。あれはきっと秘宝が埋もれてる。

評価

• 総合5
• サービス4
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事-

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2020年02月