雰囲気が独特でとてもよかったです。
部屋は清潔感があり、いいにおいがしました。
食事はていねいに作られている感じがして満足しました。
お風呂は、露天風呂が離れていて不便だなあと最初は思いましたが、
滝が見えて景色がとてもすばらしかったです。

竹藪側の部屋を利用させていただきましたが，雨と重なり大変風情のある趣で素晴らしかったです。江戸時代の旅籠をイメージした館内の雰囲気，よく磨き込まれた黒光りの床，透き通るような窓からのライトアップされた竹藪は値段以上の素晴らしい時間をいただいたように思います。料理も「山の中で鮪」のようなものではなく，地のものにこだわった素朴な手作りの味にこちらの求めるものがあり大変おいしく満足しました。後は内湯かなと思います。ぜひ昭和のお風呂を江戸時代にタイムスリップさせて下さい。また露天風呂も良かったのですが，母屋からぬれずに行け，ちょっとした屋根があるとゆっくり出来そうです。今度は冬に，囲炉裏端で地酒に舌鼓をうちに行きたいと思います。また，行ってみたい，そう思える宿が増えました。

今となっては本当に申し訳なく思っているのですが、宿泊前にイメージしていたのは”作られた空間”でした。行ってみて”感動！”田舎暮らしの経験がない私にとって、イメージをよりよく美化できる宿でした。これまで、いくらかの宿に泊まってきましたが、それらの宿と比較をして、お金では買えない感動を味あわせていただきました。ここならリピーターとして、またご厄介になりたいです。また、他の方々が書かれている事も本当です。非常に味わい深い宿です。

2/10に利用させて頂きました。ほんとに江戸時代へタイムスリップした気分になれました。想像よりキレイで、天井が高かったせいかお部屋も広く感じました。露天風呂ですが、少し身を乗り出せば夜でもライトアップされた滝を見ることができ、なんといっても星空を見られたのがよかったです。お料理は量も十分、地元ならではの食材が使われており、器も素敵で楽しめました。また行きたいお宿です。今度は離れに泊まってみたいと思います。

非常にコンセプトが明確な旅館。建物は15年前に建てられたものということだが、「江戸時代の農家」のイメージを追求したそうである。確かに玄関口には駕籠、フロントわきの待合には囲炉裏、廊下の照明も小さな電球で蛍光灯など一切なし…　と徹底している。料理は、夕・朝ともに素朴なものだが、刺し身・天麩羅・ステーキなどの月並みな豪華さの演出は一切なく、川魚・茸・山菜などを素材としていずれも一工夫ある調理が施される。器も「土もの」で統一され、料理とそして食堂の内装とも相まって、「古き良き田舎」的雰囲気に浸ることが出来る。露天風呂にも夜にはかがり火がたかれ、雰囲気を盛り上げる。もっとも、チェックインや食事の時間はきわめて正確だったり等、背景には合理的運営をを感じさせる。つまり、「昔からあった田舎」ではなく「一度客観化された田舎のコンセプト」の現代的具現といった趣である。しかし、周りの自然はまさにリアルな「田舎」そのものである。