女性一人旅、10月末1泊利用。
暗くならないうちに着こうと思い、前泊地の京都を14時すぎに出ましたが結局17時を回ってしまいました。
周りは木が茂っており街灯もほぼ無く、目を凝らさないと立ち並ぶお寺の名前が見えない暗さだったので、危うく通り過ぎてしまうところでしたが、ライトアップされた伽藍がいい目印になりました。
苦手な雷が鳴るなか着きましたが、お出迎えくださった方がちょっとしたユーモアで笑わせてくれて心の緊張が解れました。
肝心の宿泊については、想像とだいぶ違い、非常に心地よくステイできました。綺麗にリフォームされており案内されたお部屋も共同の水周りも掃除が行き届いていました。流石です。女性風呂は洗い場2ヶ所、深い浴槽に熱めのお湯が張られており嬉しかったです。
宿泊していたのが当方含め2組だったということもありお部屋では心地良い静寂を楽しめました。団体ツアー受け入れる大きなお寺を避けて選んだのが正解でした。廊下を歩く音がどうしても聞こえてしまうので(廊下から障子2枚)満室では経験できない贅沢な一晩でした。
食事は一人では到底食べきれない量の炊きたてご飯に驚きましたが、どれも美味しくいただきました。胡麻豆腐や笹巻あんぷ、季節の柿も入っていました。
一番印象に残ったのはやはり朝のお勤め、この本堂が本当に本当に素晴らしいです。撮影不可とのことでしたので心に深く焼きつけてきました。お庭や松下幸之助ゆかりのお部屋など文化財の数々に、案内していただいてからしばらくは頭の中で感嘆符飛び出しっぱなしでした。
LCC関空線を利用して、これまで雲上の僻地に思っていた高野山が関東からアクセスしやすくなったので、次回は親や友人と共に伺いたいと思っております。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2012年10月