鳴子峡の紅葉狩りをした次の日からミニ湯治のつもりで連泊しました。公共の足で出向く時、新庄からのバス便が一日６～７便しかなく、しかも鉄道の時間との乗り継ぎも悪く、１５時台のバスを過ごした後は１６時、１７時台と一番欲しい時間帯に便が無く、最終が１８時５分、片道が概ね一時間も掛かる、想像以上に不便な温泉地でした。
　自分が宿を選ぶ際、部屋に洗浄トイレが付いていることを絶対条件として選択するのですが、古くからの温泉地であることもあって、選択肢が限られる中で、当宿を選んだのはそんな消極的な理由からでした。しかし、良い意味で期待に裏切られました。それほど大きくない温泉地ですが、そのほぼ中央に位置し、湯は柔らかで、何よりも食事が美味しくて、四度の食事はとても充実したモノでした。翌日は雨の多い一日で、何もしない時間を持て余す贅沢な時間を過ごしましたが、現代にあって不便さを楽しむことが出来る人にとってはとても良い温泉地であり、お宿であったと満足しております。お世話になりありがとうございました。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地4
• 部屋5
• 設備・アメニティ4
• 風呂4
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2018年10月