7月13から15日にお世話になりました。
4回目の宿泊ですが、7月の梅雨の季節に訪れたのは、初めてです。雨の大和路も良いものですね。
いつもお部屋は「梅の間」でしたが、今回は2F南西角の「松の間」でした。部屋の名に相応しく、松の絵と、松と鶴の掛け軸が掛けてあり、また昔風の衣紋掛けの置いてある、落ち着いた部屋で、今回ものんびりさせて頂きました。
ご主人が繰り返し書いておられる様に、ホテルの様な最新の設備での快適さよりも、古き良き時代の懐かしい木造建築の風情を楽しみたい方には最適なお宿かと思います。130年の歴史を持つ建物は、建具や硝子戸などどこを見ても新たな発見があり、興味が尽きません。
心尽くしのお食事も、大変満足しております。席についてから、熱い汁物や焼き物を出して下さる心遣いに、いつも感心しております。後期高齢者のご主人と女将さんのお二人で切り盛りされているようですので、ご健康をお祈りするばかりです。

今回は、皆花楼さんに泊まる前日に、奈良市内で元興寺と春日大社国宝殿を訪ね、13日は興福寺で仏教文化講座(多川貫首の神仏習合・本地垂迹に関する講話)を聴いてから、桜井に入りました。14日は明日香村の岡寺、万葉文化館、飛鳥寺、飛鳥資料館を、15日は、午前中に聖林寺と安倍文殊院を見てまわり、お昼過ぎ帰路に就きました。やはり桜井での締めは、国宝第1号の十一面観音菩薩と快慶の渡海文殊菩薩ですね！

桜井駅前のビルにスーパーマーケットやフードコートもでき、少し賑やかで、便利になりました。奈良公園周辺のようにならないことを祈りつつ、桜井の街に活気が戻ってくることを願っています。
色々とご配慮頂き、ありがとうございました。また次も宜しくお願い致します。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2019年07月