8月24日から26日までお世話になりました。リピートです。今回も、のんびり、ゆったりと過ごさせて頂きました。
皆花楼さんは、元々の宿泊費がリーズナブルであるのに加え、今時の宿泊施設が繁忙期や週末に宿泊費が高くなるのとは異なり、常に一定の価格設定という良心的な経営をしておられますので、大変ありがたく利用させて頂いています。また手作り感溢れるホームページは、こまめに更新されており、掲載される桜井周辺の様々な催しの紹介や、御庭の草花、鳥、昆虫などの写真は、四季の移ろいを活写するもので、桜井の様子を想像しつつ、楽しく拝見しております。

今回は、25日に大神神社大礼記念館で開催された、桜井市夏季市民大学で、万葉文化館の研究員の万葉集に関する講演（午前）と、奈良国立博物館館長の正倉院宝物に関する講演（午後）を聴講するのが主要な目的で桜井に赴きました。事前申し込みをして、桜井まで聞きに来た甲斐のある内容で大変勉強になりました。日本語、古代の歴史・文化の奥深さを知り、一生学び続けねばと痛感し、帰りに大神神社で誓ってきた次第です。楽しみにして訪れた喜多美術館が夏季休業というのは少し残念でしたが、楽しみは次の機会に取っておきます。

帰り際に、ご主人が二階広間に掛かっている、辻本史邑氏の書の掛軸と、故犬養毅首相の書の額を見せて下さいました。どちらも大変な価値のある家宝かと思います。皆花楼さんの往年の格式の高さを物語る立派な書でした。帰路の途上奈良駅で降り、二月堂・戒壇堂を見て近鉄奈良駅に戻る途中、ご主人から教えて頂いた興福寺東金堂前の石碑の「花の松」に、確かに「史邑 辻本勝巳書」とあるのを確認して参りました。これまで石碑があることさえ意識していませんでした。ご教示ありがとうございました。

また次の機会、宜しくお願い致します。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2019年08月