昨年末に今回と同じ岩風呂付客室に宿泊し、とてもよかったので、今年も同じ部屋を利用させていただきました。
柴山潟の風景を眺めながらゆっくり入ることができる大浴場。同じく湖を見ながら入る部屋の岩風呂。そして同じく湖に面した貸し切り風呂も利用し、まさに風呂三昧。どこのお風呂の湯加減もちょうど良く、片山津の湯を心から堪能することができました。
夕食・朝食ともとても美味しかったです。今回は二人で食事するには、広すぎるくらいの部屋を準備していただき、飲み物もフリードリンクのプランにして、贅沢をさせていただきました。
こちらの料理は、和食の基本を押さえつつ、少し凝ったアレンジ・工夫をしたものが提供されるので、とても楽しみなのですが、今回は料理の丁寧さに感心されられました。
香箱蟹の酢の物は、石川の定番料理ともいえるものですが、一方殻から身を出すのがかなり面倒なものです。しかし、こちらで提供されるものは、丁寧に殻から身を出して、それを甲羅に美しく盛り付けられたものでした。手間を惜しまず、食べやすさや美しさを考えて提供する姿勢がとてもうれしかったです。
能登牛の焼き肉もロース、モモ、バラと違った部位を、お好みのタレや塩で食するように提供していただき、どれも美味しくいただきました。
更に、料理を提供していただいた係の方がとても元気で明るい方で、楽しく食事をすることができました。他のスタッフの方も皆さん親切で、気持ちのよい応対をしていただきました。
年末の繁忙期、しかもお風呂がついた特別室ということで、やや贅沢な宿泊となりましたが、おかげさまで、ゆっくりと1年の疲れを癒すことができました。
片山津を代表するお宿ということで、新幹線延伸後の宿泊客が更に増えると思いますが、一人一人を大切にもてなしていただく、現在のクオリティをこれからも維持していただきたいと思います。ぜひまた利用させていただきます。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋5
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2023年12月