値段対比非常に良い宿。
投宿後、いつでも入れる温泉に体を沈める。２人では広すぎるほどの部屋から清流と遠景に夕日に赤く染まる連山を眺めつつ体の火照りを冷ます。１階の食堂に下りていくと、料理上手の奥様の手料理がテーブルに所狭しと並ぶ。ご主人がきさくに話しかけてくれるうえ、旬のたけのこの煮付けも出していただく。サービスが心にしみる。
ほろ酔い加減で自室に戻ると、夜の帳が下りて、聞こえる音といえばメロディ橋のチャイムか駅を出る列車の音ぐらい。
エアコンの調節も可能で快適な目覚め。自室に小さくてもいいから鏡が欲しいところだが、洗面所で髪を整える。朝食もボリュームあり。会計後、さっと缶のお茶を手渡してくれるところが嬉しい。蛍がみられる時期にまた訪れることが出来たら幸せだ。