浴場・部屋の内風呂とも、とても気持ちよく入らせていただきました。内風呂は川が見渡せる絶景で、気軽に何度でも浸かれるし、本当に素晴らしいと思います。チェックアウトぎりぎりまで、ゆっくりお風呂を満喫できました。
　残念だったのは、むしろ食事かもしれません。もちろん高級旅館の食事ですから、もちろんそれなりに美味しい食事であったことは認めます。けれども値段を考えると、そんなことは当たり前です。生意気ながら、もっと食事のあり方を研究してほしいと思いました。なぜ山の中で泊まる客相手なのに、海の幸にこだわっているのか理解できませんし、魚もあり、ミニステーキもあり…というのは、昔ながらの「あらゆる層のお客様に満足を」という旅館の食事のあり方そのものです。個人的には、鬼怒川ならではの食事を食べたいと思いますし、何でもありの食事なら別に懐石風料理ではなくて、むしろバイキングで十分だと思います。「バイキングなんかと一緒にするな」と料理長に怒られそうですが、最近のバイキングはとてつもなく美味しいところもありますよ。品数も多すぎます。もっと厳選して、「これで勝負」という自慢の食事を食べてみたかったです。
　あとマイナスポイントとしては、音楽を聴くコーナーで珈琲を飲めないことですね。せっかく素敵なスペースなのに、せめて朝だけでもここでゆっくり珈琲を飲みたいと思うのは私だけでしょうか？
　非常に厳しい指摘になりましたが、コストパフォーマンスを考えるとこんなもんだと思います。立地も部屋もお風呂も設備も最高です。ぜひがんばってください。

評価

• 総合3
• サービス3
• 立地4
• 部屋4
• 設備・アメニティ3
• 風呂5
• 食事2

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2010年02月