立地だけポイントが低いのは車で宿から道路に出る時が思いのほか交通量が多くどきどきしたからです。急な坂の上が幹線への出入口となってました。
でもいつまでも手を振ってくれていたスタッフの方にいちいち坂の上まで走ってきてもらうのも気の毒・・・

部屋からの景観は鬼怒川と対岸の山や道がとてものどかで、飽きずに眺めていました。地元の方の家屋も申し訳ないながら景観としてとても良かった。
自然の迫力はこのあたりどこかへ行けば見れるのですが、目が疲れてしまって・・
この景色をずっと見ていたのはとても懐かしく、清潔感に溢れていたからだと思います。

料理は全てがきちんと「冷たいものは冷たく、熱いものは熱々で」うまかった
（なかなかこの基本に逢えないのは残念ですが)
それにしてもこんな山中での海の魚の旨さは・・
かみさんの好きな「少しづつ」「いろいろ」「かわいい器で」次々と楽しませてもらいました

風呂は格子を開放する形の半露天ですが、むき出しのテラス露天に少々嫌気がさしていた自分にはうれしく、ぬるめのお湯にしてのんびりとまた対岸の景色を眺めました
（少し熱いと思った方、桶にお湯を入れて、差し水の釦の上にバランスよくおいてやると１０分ほどで丁度良くなります　笑）

宿のスタッフは常にこちらを気にしてくれています。また自分の役割をしっかりと理解して接してくれているのだなあということがその折々にみてとれました。みなさんお世話になりました。

翌日は日光市内のとあるリニューアルしたペンションに宿泊。部屋付き露天で離れで静かでご飯も良かったのですが、ことあるごとに笹音と比較してしまい、オーナーの「趣味」の見え隠れする宿ではなく、仕事としてでも「プロの接客」を自然に見せてくれる「商売宿」としての笹音に帰ってからも印象は残るばかりです。

隣の「鬼怒川温泉駅」の周りと比べてこの宿のある「鬼怒川公園駅」直近の宿たちは今淘汰期を迎えており、廃墟となったホテルや宿が散在していました。
その中でこの笹音さん。元気いっぱいです。

評価

• 総合4
• サービス5
• 立地4
• 部屋5
• 設備・アメニティ5
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2010年08月