対価を考えると満点に近いほど、とても優れた宿と言えると思います。
しかし、ひとり旅というより、家族やカップル向けの宿だと思います。ひとり旅をする者からすると、どうなのかなと思う点があります。
それは食事の時です。他のレビューで以前記入しましたが、ひとり旅で一番さみしく感じるのは、食事の時間です。夕食も朝食も、落ち着きませんでした。特に朝食に関しては、お子さんがうるさかったので、ゆっくり食べる気もせず、１９部屋の小規模でやってらっしゃるなら、もう少し配慮出来ないのかなと感じました。あと、仲居さんなど人数はある程度いらっしゃる中、無駄な動きが多くて、結果慌てている感じです。
食事の話に戻りますが、夕食時の器や飾りがとてもキレイで美味しく感じました。
ですが、最も残念だったことが、日野郡産のコシヒカリが固くて若者向き、お米にツヤがありませんでした。白米って、食事の中では基本中の基本です。いくらキレイに並べていてもいくら他のものが美味しくても、ダメだと思います。
たまたまかもしれませんが、料理長さんが基本を忘れているようなら、絶対に１位にはなれません。あれだけ他のものが美味しいんですからもったいないです。

初めから終わりまで、おもてなしに満ちた宿です。
是非、ひとり旅の方が来られても、“来た時よりも、心も体も心地よく帰ってもらう”ような宿になったらいいなと思います。

大変お世話になりました。ありがとうございました。

評価

• 総合4
• サービス4
• 立地5
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事4

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2015年12月