妻とふたりの結婚記念旅行です。当初、高松市内の某大手のシティホテルを予約していましたが、たまたまテレビで見て妻が気に入ったので「桜の抄」に変更しました。到着時からの対応もすばらしく、館内・部屋・風呂ともに予想以上で、期待の夕食も質・量ともに満足でき、ゆっくり優雅にすごすことができました。
ただし、それは当日のはなし。翌日の朝、非常に残念な結果になるとは・・・・
８時に出発の予定のため、早めに朝食を済まそうと７時ちょうどに会場につくとそこにはすでに廊下まで溢れる大勢のひと。なんとか入口までたどりついたものの、トレイをもったまま動くこともできないありさまです。団体客がはいっているのは仕方ないにしても、あまりにもひどい状況に食欲も失せてしまい、空くのを待っていては予定も狂うので早々にチェックアウトして外で朝食を摂りました。２万円を超える宿泊費はけっして安くはないですよね。にもかかわらず、早朝から客を行列に並ばせる食事体制はいかがなものでしょうか。バイキングを否定はしませんが、せめて時間設定と席の確保は必要じゃないですか？また、事前に予定を聞くなりして早い時間に出発する客のために席を確保するとか弁当を用意するとか・・・。ちなみに妻は宿泊当日体調を崩し、夕食をほとんど食べることができませんでした（これはこちらの責任ですが。）。幸い一晩ゆっくり寝て朝にはほぼ回復し、「夕食のぶんも食べるぞ！」と楽しみにしていただけにあのときのがっかりした顔は非常に可哀そうでなりません。一泊７～８０００円の大衆宿なら何も言いませんが、高級感を「売り」にする宿を敢えて選ぶからには客はそれなりの「ゆとり・静けさ」を求めているのですよ。今までに各地のいろいろな宿泊施設を利用しましたが、「朝飯抜き」は初体験でしたので敢えて長々と書かせていただきました。
追伸。名前を忘れてしまいましたが夕食時の接客係の「男前」さん。（テレビに出てましたね。）妻を気遣ってくれてありがとう。

評価

• 総合1
• サービス4
• 立地3
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂4
• 食事1

宿泊年月

2009年10月