歩いてスキー場に行けるのは至便。でもそれだけ。
部屋は広めのビジネスホテルという感じ。非常に静かで落ち着けたのは良かった。
一方ロビーなどは修学旅行生や安いツアー客と一緒くたでプレミアム感は皆無。食事は著しくみすぼらしく美味しく食べられるものは何も無い。ほとんどの食べ物は冷凍、レトルト。ディナーで「この魚のフライは何の魚ですか」と聞いたら「少々お待ちください」（以下従業員同士）「これは何？」「わかんないけどなんか白身」という会話が顧客の目の前で繰り広げられる。ウェイターはアルバイトなのか、飲み物の注文を間違える。顧客サービスもビジネスホテル以下だ。黙っていても客が来るから、という不遜な経営姿勢が垣間見える。
スキー場のロッジ、レストランも「プロデュースト・バイ・ニューオータニ」とうたっているが、その看板は下げた方が本体の看板に傷がつかないと思われる。冷凍食品、レトルト食品を出すのはスキー場のならいだが、そこにあえてニューオータニの看板を掲げる意味がない。他のスキー場と変わらないから。ブランド価値を希釈しているだけだ。
翌日越後湯沢駅前の老舗旅館に泊まったら違いがさらに明確に。家族も「こっちのほうが雰囲気もサービスもいいね」「おいしいね」「楽しいね」と言う。そして値段は３割安。タクシー代を使ってもいいからNASPAニューオータニを避けたほうが良い経験ができるでしょう。

評価

• 総合2
• サービス2
• 立地2
• 部屋3
• 設備・アメニティ2
• 風呂2
• 食事1

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2019年02月