お世話になりました。新客室ということで、自然の樹木を題材にしたウイリアムモリスの意匠でリメイクされた館内、部屋はとても良かったと思います。部屋のお風呂も石造りで、寝湯の部分もある贅沢な作りでした。ただ半露天というのには無理があり、外気を取り込む窓が上部についているだけで、外の景観を楽しむことも出来ない密閉した空間に過ぎません。食事については、陶板焼きが大多数を占めていたので手の込んだ料理が供されたという感じではなかったのかなと思います。前菜的なものと天ぷらぐらい。どれも美味しかったですし量的にも十分。おそらく女性は食べきれないかもしれません。朝食は味噌汁代わりにほうとうが出て、やはり山梨のご当地食は外していませんでした。ただ一点非常に残念なのが、オムレツでした。これは業務スーパーなどで旅館などに卸している出来合いの冷凍オムレツですよね。一流の旅館であれば絶対に出さない代物です。卵焼きは職人の腕が試される一品です。それを出来合いの冷凍オムレツを出した時点で、この旅館の料理人は大丈夫なのかなと思いました。だから夕飯も陶板焼きばかりなのかなと。それなら料理人の腕は試されませんので。もう一つ残念だったのは、アメニティです。男性の風呂には女性風呂にあるアメニティがありませんでした。今時ヘアトニックだとか、ひげそりローションなど置かずに、女性と同じく、肌を潤す化粧水とか保湿ローションなどを置くべきだと思います。そういう男女差別化を図っているところが前時代的に感じました。そういう点で食事とサービスとアメニティは評価を低くしました。ただこれはもちろん主観ですので、そう感じない方もいると思います。価格的には。旅行支援及びクーポンがなければ、それとポイント割引がなければ１人２万円。この食事内容だと見合わないと感じました。

評価

• 総合3
• サービス3
• 立地3
• 部屋5
• 設備・アメニティ2
• 風呂4
• 食事2

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2023年01月