9-30-2016から金土日と2泊させて頂きました。蓬莱の間、手前が和室、奥が絨毯引きで和室を改装した洋室風、その奥に岩風呂の露天風呂。部屋の窓からは景色は石垣だけでなにも見えず光も射しません。部屋が暗く陰気くさいのです。それと部屋には身体を洗える内風呂もシャワーもないとのこと。貸し切り風呂か大浴場に身体を洗いに行かなくてはなりません。こんな露天風呂付き客室は初めてです。洗い場がないので、ひとっ風呂浴びてからの夕食を諦めました。
料理は一品です確かに！！　これまでは湯河原の某有名料亭旅館と、北海道と琵琶湖に行ったときの料理がベスト３でしたが、一品一品の味自体は負けてませんでした。しかし、これまでさすがと思っていた料理に比べると、出てくる料理の味、重さ軽さのリズムが悪いのです。①日目より二日目の方がリズムが良かった気がします。というのは、これまでさすがと思った懐石では、軽い物さっぱりした物、味が濃くしつこめのものと重い物が交互でに出るような工夫があって感心した物ですが、重い物が続いたり、これは余分だなと思うものがあったりしました。椀物で、味が確かなのは判りますし、一つ一つが美味しいだけに勿体ない感じがしました。あと、玄関と宿の外観ですが、懐古的な老舗を感じさせるにはやや汚い感じがします。玄関に吊された行灯はいいのですがいかにせん壁などが汚れた感じで、部屋の改装も良いのですが外観にももう少し気を配ってほしいものです。また、部屋の露天風呂が源泉掛け流しを唱いながら、毎日湯を抜いて、自分で湯量を調節し、出しっ放しにはしないでという注意書きまであり、お風呂が冷めてしまうのです。これは掛け流しではありません。部屋の露天部との脇に余分なスペースがありましたので、底にシャワーブールを設けて身体が洗えるようにし、本当にちょろちょろと掛け流しにして24時間部屋の露天風呂に入れるようにしてほしいものです。薬室掛かりの肩も雰囲気が暗く、雑談もなく、料理の説明もろくにありませでした。なんとなく陰気くさく、再訪は考えたくないと思ってしまいました。旅館の雰囲気や部屋の善し悪しなどは、旅行全体の雰囲気をきめる大事な要素なのでなんとなく位旅行になってしまいました。

評価

• 総合3
• サービス3
• 立地2
• 部屋4
• 設備・アメニティ3
• 風呂2
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

恋人

宿泊年月

2016年09月