夫婦で利用しました。
　温泉街に出て夕立にあった時、宿から傘をもって出て配っていたのが印象的でした。ありがたかったです。

　風呂は女性の方が広いようで、「泳げるほどだった」と言っていました。川沿いでロケーションは最高です。

　残念だったのが料理です。前菜の段階であまり手をかけていない雰囲気がありました。気になった料理について書きます。
鍋物「能登豚と旬野菜の小鍋」
　白菜、牛蒡、水菜。特に旬野菜ではなかったです。
郷土料理「鴨の治部煮」
　鴨の火を通しすぎ。治部煮は火の通りを和らげる調理法。鴨自体の味が良くないためかと思われます。肉はぱさっと、鴨の脂もおいしくなく。
焼物「甘鯛の木の芽焼き」
　木の芽の香りがしません。幽庵焼きかな？　自分自身山に取りに行って使うので、漬け地に使っていたとしても香りが分かるはずなんですが…　甘鯛自体もいまいちです。
酢の物「もずく酢」
　漬け地がバランスを欠くほど甘い。
食事「香の物」
　出来合いです。全部食べられませんでした。糠漬け出してくれたらうれしいんですが…。

　お品書きに「※季節により、一部料理内容を変更する場合がございます」とあるのでいいのかもしれませんが、メニューを切り替えないための方便かもしれず、また、提供時に変わっている旨の説明もなかったです。また、酒も特別料理も税サ別で２０％追加料金がかかるのもネックです。

　幸いなことに相方は「おいしい」と言っていましたので、厳しすぎかもしれません。カニなど季節の素材を食べに来るならいいかもしれませんが、総じて料理に手をかけていない印象を受けました。

評価

• 総合3
• サービス5
• 立地3
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂4
• 食事2

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人

宿泊年月

2020年08月