安曇野の避暑地らしくひっそりと木々にうもれるようにたたずむ旅館でした。
場所がわかりにくいので、ナビがついていない車だと探すのが大変だと思いました。部屋はごく当たり前の和室で、「景色が良い」といわれたので期待したのですが、うっそうとした木々が見えるだけで「？」って、感じでした。ただそれが良いと感じる人もいると思います。
畳敷きの洗い場のある風呂は正直「？」で、もうひとつ良さがわかりませんでしたが、お湯はアルカリ泉でさっぱりさらりとしたお湯で、汗ばむ季節には最適な感じでした。
料理は品数が多く、一品一品凝った内容で味もおいしいのですが、忙繁期だったためか一品来てから次の一品が来るのがかなり遅くて待たされました。私たちが食べるのが早いのもあるんですがね…。
きっと、客数が少なくのんびりした時期に行けば満足なサービスを受けられると思います。料理自慢と言うだけあって確かに料理の味は満足いくものでした。
いつも、懐石風の料理だと足りないとか言って、食べ終わってからしばらくするとカップラーメンを食べる主人が「もうお腹いっぱい」と言って寝ちゃったので、量的にもかなりあったはず。
秋は紅葉が美しいと思いますので、涼やかな秋の風を楽しみつつこの旅館に泊まってみるのもいいのではないかと思いました。