子供たちも大きくなり、夫婦二人の時間を楽しみたくうかがいました。
私たちを含め三組の宿泊でしたが、貸し切り風呂はまったく他の人とぶつからず、翌日の朝食まで他の人がいることを意識せずに、まるで旅館ごと貸し切りのようでした。
着いてすぐにヒノキ風呂、岩風呂と順繰りに入りましたが、雪と風が強く頭に積もる雪が温泉サルになった気分でとても面白かったです。季節が違えば、新緑や紅葉など四季折々楽しめる露天だと思います。
着いた日は寒々とした枯れ木のようだった渓流の向こう側の山の楓が、一晩明けるとふわっとした樹氷に様変わりしていて、部屋の中にもかかわらず刻一刻変わる景色を楽しめました。
男性の内風呂が工事中とのことで、女性風呂を貸し切りにしていただいたり、後で数えたらそれぞれのお風呂に二回以上入っている計算で、サービス含め心も体も満喫できました。
料理は最初に熱々の茶わん蒸しから始まり、鴨鍋、馬刺し、十割蕎麦、天ぷら、鴨雑炊、焼きたての岩魚など、福島らしい山の幸を存分に楽しませていただきました。最初に茶わん蒸し？と思いましたが、本来日本料理は自由度が高いはずで、一番美味しいタイミングで食べさせていただきました。朝ごはんも和食で、自家製のご飯を美味しくいただき、夜朝ともお腹いっぱいです。
歴史を感じる建物は、それ自体に風合いがあります。部屋に関しては、荷物の置き場や、ロングコートがクローゼットにかけられずに室内のかもいにかけるしかなかったなどで、少し不便を感じましたが、まったく気にすることではありません。
今度は季節を変えてきますね。
最後に、若旦那にお嫁さんは！？と妙齢の二人で少しだけ盛り上がらせていただいたことをお伝えいたします。

評価

• 総合5
• サービス5
• 立地5
• 部屋4
• 設備・アメニティ4
• 風呂5
• 食事5

旅行の目的

レジャー

同伴者

家族

宿泊年月

2018年02月