30年以上前から10回くらいお世話になっている旅館です。
温泉は雰囲気、泉質申し分無く素晴らしいです。
ただ残念なのは料理です。個別の釜炊きご飯は折角のコシヒカリの良さが全く生かされず、火加減が調節出来ないので火が消えたあといくら蒸しても水分が先に飛んでしまいパサついてました。旬彩コースですが、特に酷いのはスープです。味噌汁の他に汁物は必要なく和洋のバランスがわるくてコシヒカリが台無しです。
変にシャレる事はなく、スープの代わりに茶碗蒸し、餡かけ豆腐、高野豆腐の出汁浸し等ほっとさせてくれるメニューにすべきです。ホテルの真似をする必要は無く、昔ながらのシンプルなメニューに戻すべきです。

この二つの出し物で、とても料理人が考えたものとは思えず、素人料理以下に脱落です。
昔はとんかつ等、定食屋にあるようなメニューが普通に出てきましたが、コシヒカリの良さを高めるおかずとしてはこれで十分です。

付加価値を料理で上げようとする気持ちは分かりますが、田舎の素朴なメニューがこの温泉にはピッタリです。
ご飯は、先に食べられる量を客に聞いてから、奥で炊いておひつで出して欲しいです。

常連客は皆知っています。ここはご飯そのものが最高のご馳走ですから、勘違いしないようお願いします。

長くお世話になっていた宿ですが、今後も行こうかどうしようかと迷っています。

評価

• 総合2
• サービス3
• 立地5
• 部屋3
• 設備・アメニティ3
• 風呂5
• 食事1

旅行の目的

レジャー

同伴者

友達

宿泊年月

2022年12月