温泉街は数件の宿と公共浴場のみの、本当に静かな所でした。到着早々、郷土の行事が始まるのでよろしかったら・・とのことで、せっかくの機会なので連れて行ってもらいました。竹笹やだるまを組んだ櫓を焼いて、長い竹ざおの先に色とりどりのお餅の様なものを付けあぶり、食べる事で無病息災を祈念するといった行事でした。普段なかなか見れないものなので、良かったと思いました。雪が降っていたので体も冷えてきて、宿に帰り早速お風呂に入りました。適温のやわらかなアルカリ性で、宿泊者は自分だけだったので
ゆっくり堪能しました。源泉温度が35度なので加温してありますが、シャワーやカランのお湯は源泉そのものだそうです。朝食の山から採ってきたというなめこのお味噌汁が本当においしく、おかわりしたいぐらいでした。オリジナルの虹鱒のそうめん揚げも、外はカリカリ中はジューシーな食感でおいしかったです。夕食に暖かいきのこ鍋等があったらよかったですが。宿の方みなさん良い人で、同じ長野県出身者なので田舎に帰った感じがしました。
かわいい愛犬のハナも、帰るとき見送ってくれてありがとう。又きのこが旬のときに伺いたいと思います。